英国教育省(DfE)は、海外に所在する英国系学校(British Schools Overseas、以下BSO)の認定制度に関する包括的なガイダンスを公開しています。このスキームは学校の教育水準を国際的に保証する任意の認定制度です。
【認定取得の要件】
BSOとして認定されるには、学校は承認された検査機関による検査を受け、BSO基準を満たしていることを証明する必要があります。これらの基準は、英国の独立系学校規制や寄宿学校の最低基準と同等の水準とされています。
認定を維持するには、3年ごとに承認検査機関による再検査を受けることが条件となります。
【検査機関】
DfEが承認したBSO検査機関は、Education Development TrustとIndependent Schools Inspectorate(ISI)の2つです。ドバイ所在の学校は、ドバイ政府の知識・人的開発局を通じて検査を申請します。なお、検査費用はDfEではなく検査機関が設定します。
【認定の効果】
基準を満たすと、学校は国家学校情報システム「Get Information about Schools」に登録され、ユニークな学校参照番号が割り当てられます。BSO認定校は新任教員(ECT)に法定の研修を提供する権利が与えられます。
BSO認定を受けるには、以下の支援団体のいずれかに加盟していることが要件です:Association of British Schools Overseas(AoBSO)、British Schools in the Middle East(BSME)、Council of British International Schools(COBIS)、Federation of British International Schools in Asia(FOBISIA)、Latin American Heads Conference(LAHC)、The National Association of British Schools in Spain(NABSS)、Independent Association of Prep Schools(IAPS)。
【認定の取消】
DfEは複数の場合に認定取消を行います。学校が取消を申請した場合、3年の認定期間終了時に再検査を予定していない場合、または認定期間満了時に再検査が行われなかった場合です。
重大な懸念がある場合、DfEは介入できます。セーフガーディング(児童保護)の失敗や過激主義の懸念など、スキームの完全性を脅かす例外的な状況がこれに含まれます。この場合、DfEは学校に懸念事項を書面で通知し、2週間以内に弁明書を提出するよう求めます。
認定取消に異議がある学校は、決定通知から2週間以内にBritishSchools.OVERSEAS@education.gov.ukに再審査を請求できます。再審査委員会の決定は最終的です。
取消される場合、DfEは学校の参照番号をシステムから削除し、公表中の検査報告書を削除し、検査機関や関連団体に通知し、学校に確認書を送付します。
【その他の注意点】
DfEは英国外で運営される学校に対する法的管轄権を有していません。苦情はBSO基準に従い、各学校に直接申し立てます。
2026年7月の最新更新では、検査機関リストからPenta Internationalが削除されています。詳細なお問い合わせはBritishSchools.OVERSEAS@education.gov.ukに送付できます。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/guidance/british-schools-overseas-how-to-get-accredited
