英国教育省は、2025年7月21日に「英国手話(British Sign Language, BSL)5年計画」を発表しました。この計画は、政府と国民とのコミュニケーションにおいて、英国手話の利用をより充実させるための取り組みを、今後5年間にわたって進めていくことを示しています。
本計画の発表は、2022年に成立した英国手話法(BSL Act 2022)に基づいています。同法により、指定された閣僚級の政府省庁には、国民とのやり取りにおいて英国手話の利用促進または利用の円滑化に関し、報告することが法的に義務付けられています。
2025年7月には、教育省を含むすべての閣僚級政府省庁が、それぞれの5年計画を同時に公表しました。これらの計画は、政府全体を通じた英国手話の利用向上に向けた施策をまとめた「第3回手話報告書」と並行して公開されています。
教育省は、この5年計画の期間中、毎年進捗状況の報告を求められています。2026年7月15日には、2025年から2026年にかけての初回報告年をカバーする進捗アップデートが追加されました。同アップデートは、英語版と英国手話版の両言語で提供されています。
この計画は、英国全域(イングランド、スコットランド、ウェールズ)に適用されます。教育省、障害ユニット、および平等機会局が共同で策定した本計画により、聴覚障害者など英国手話を利用する人々が、政府機関とのコミュニケーションにおいてより包括的で利用しやすい環境の構築を目指しています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0, https://www.gov.uk/government/publications/british-sign-language-5-year-plan-department-for-education
