英国教育省(DfE)は、学校の施設管理水準を把握するための新しい年次報告制度を2026年9月から開始します。
【制度の概要】
この年次報告は、学校施設管理基準(School estate management standards)に対する組織の達成度を確認するものです。報告は複数選択式の質問で構成され、支援資料のアップロードは不要です。また、この報告は教育省からの資金配分には影響を与えないとされています。
報告の目的は、各組織がどの水準の基準を達成しているかを理解する手助けとなること、そして教育省が基準の遵守状況を把握し、必要な支援を判断することです。
【対象組織】
教育省の年間資本金配分の対象となる学校責任組織(school responsible bodies)が報告を提出する必要があります。対象には以下が含まれます:地域教育委員会(local authorities)、シックスフォーム・カレッジ(進学向けの高等教育機関)、マルチ・アカデミー・トラスト(複数学校を運営する信託)、単独アカデミー・トラスト、およびカトリック教区などの宗教機関です。
宗教教団系学校を持つ教区の場合、教区が学校または管理委員会からの情報を得たうえで、報告を作成・提出します。個別の学校、保育園、その他の教育機関は報告を提出する必要がありません。
【スケジュール】
2026~2027学年度の報告については、提出受付が2026年9月の第3週に開始され、締め切りは2026年11月下旬とされています。
【提出方法】
組織は「Manage your education estate」サービスにアクセスして報告を提出します。このサービスには、DfEサインイン(DfE Sign-in)を通じてアクセスする必要があります。提出手順は、まずDfEサインインアカウントを作成し、責任組織をアカウントに追加したうえで、サービスを追加して報告を完成・提出することになります。
サインインに関する問題が発生した場合、利用者はDfEのお問い合わせフォームを使用して支援を受けることができます。提出システムにアクセスできない場合や、締め切り後に遅延報告を提出する必要がある場合は、DfEサービスの問い合わせを通じて対応されます。
出典: UK Department for Education https://www.gov.uk/guidance/school-estate-management-standards-annual-return
