英国、高等教育機関向けデータ自己評価ツールを提供

英国教育省は、提供者データ自己評価ツール(PDSAT)に関するガイダンスを発表しました。このツールは、高等教育機関が提出する個別学習者記録(ILR)データの正確性と完全性を確認するために設計されています。

PDSATは、大学、カレッジ、独立訓練機関、雇用主提供機関などの高等教育機関を対象としています。これらの機関は、ILRデータの保持と精度確保が法令で定められており、PDSATはその責任を果たすための支援ツールです。

このツールの主な機能は、学習者および学習提供データを分析し、潜在的な異常を特定できるようになっています。機関がPDSATを定期的に使用することで、教育省への資金返納が必要となるような過度な請求(オーバークレイミング)のリスクを減らせます。

PDSATオンライン版を使用するには、機関の登録が必要です。また、2016~2017年度から2021~2022年度までの過去年度向けにはデスクトップ版も提供されています。

教育省は、「PDSATレポートレビューユーザーガイド」を2025~2026年度版として公開しています。このガイドは、機関およびILRデータを監査する組織向けに、レポートの見方と活用方法を説明するものです。また、「PDSAT報告書タイプ概要」という資料では、利用可能なすべてのレポートが分類されており、どのレポートがどの問題や資金エラーを特定しやすいかを理解するのに役立てられます。

監査および資金調査組織、会計事務所、内部・外部監査人なども、このガイダンスの対象となっています。これらの組織は、機関のILRデータ管理を検証する際にPDSATを活用できます。

今年度の更新では、2023~2024年度版のガイドが廃止され、より古いドキュメントは国立アーカイブに移されました。教育省は定期的にガイダンスを更新して、最新の要件に対応しています。利用者からの質問については、PDSATヘルプデスク(DSAThelpdesk@KPMG.co.uk)が対応しています。

出典:UK Department for Education「Provider data self-assessment toolkit (PDSAT)」https://www.gov.uk/government/publications/ilr-data-provider-data-self-assessment-toolkit-pdsat

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