リバプール市議会に改善命令 2023年6月 子ども社会保障サービス

英国教育省は2023年6月9日、リバプール市議会に対して改善命令を正式に発出しました。この命令は、学校や保育施設の監査を行う独立機関オフステッドが同年3月に実施した検査の結果に基づいています。

改善命令の背景となったのは、オフステッドがリバプール市議会の子ども社会保障サービスの総合的な有効性を「不十分」と判定したことです。子ども社会保障サービスとは、児童虐待や放置などの懸念がある子どもたちの保護・支援を行う公的サービスを指します。

発出された改善命令は、リバプール市議会に対して、この子ども社会保障サービスの改善に向けた具体的な措置を講じることを要求するものです。英国では、地方自治体が提供する公共サービスが基準以下と判定された場合、このような改善命令が発出され、一定期間内に改善状況が再評価される仕組みとなっています。

その後の経過として、教育省の最新情報によれば、この改善命令は2026年7月7日にオフステッドが発表した報告書に基づいて解除されました。解除の日時は2026年9月23日と記録されています。これは、リバプール市議会がサービスの改善に成功し、要求された水準に達したことを示唆しています。

本改善命令は、英国イングランド地域の地方自治体における児童福祉サービスの監督と改善を促進するための制度の一環です。オフステッドによる定期的な検査と改善命令制度は、子どもたちの安全と福祉を確保するための重要なガバナンスメカニズムとして機能しています。

出典:UK Department for Education, Open Government Licence v3.0 https://www.gov.uk/government/publications/improvement-notice-issued-to-liverpool-city-council-june-2023

本記事は一次情報をもとにWorldEdu Report編集部が編集しています。編集方針:運営者情報

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