世界銀行、コスタリカで統一的リーダーシップ体制を始動

国際開発機関である世界銀行グループは2026年7月1日、コスタリカにおける新しい統一的リーダーシップモデルの下、マルセラ・ポンセ氏を同国代表に任命したと発表しました。

この人事は、世界銀行グループの複数の主要機構の統一的な指導体制を確立することを目的としています。ポンセ氏は、国際復興開発銀行(IBRD)、国際金融公社(IFC)、多国間投資保証機関(MIGA)、国際開発協会(IDA)の4つの主要機構を代表する役割を担当します。さらに、ラテンアメリカ・カリブ海地域向けの持続可能な銀行・金融ネットワークの調整業務も兼務します。

ポンセ氏は任命に際し、「コスタリカは質の高い雇用と経済機会をより多く生み出す大きな可能性を有しています。世界銀行グループとコスタリカの長年のパートナーシップを継続し、政府および民間セクターと協働して、雇用を生む投資を加速させ、より包摂的で持続可能な経済を構築することは光栄です」とのコメントを発表しました。

世界銀行グループの現在のコスタリカ向け投資ポートフォリオは約15億ドル規模で、7つの事業が進行中です。これらは財政管理、気候レジリエンス(回復力)、社会的包摂、教育、持続可能な農業など、幅広い領域をカバーしています。一方、IFCはコスタリカで約5億ドルのコミットメント(約束額)を有しており、金融、製造業、医薬品などのセクターに展開しています。

ポンセ氏はコロンビア国籍で、キャリアはヨーロッパからラテンアメリカ・カリブ海地域まで及んでいます。IFCの金融機関グループにおいて、持続可能金融に関する助言・上流サービス(事業企画段階での支援)の責任者を務めたほか、同機構の気候金融プログラムを統括し、金融機関の事業戦略と経営モデルの環境責任への適合を支援してきました。また、政府と連携して環境規制の枠組み構築に協力し、環境への影響を最小化した不動産開発計画の策定にも貢献しています。

学歴としては、ケンブリッジ大学でMBA(経営学修士号)および持続可能性リーダーシップの修士号を取得しており、経済開発課題の推進を通じて公共・民間両セクターの連携構築も実績があります。

出典: The World Bank, CC BY 4.0
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2026/07/01/marcela-ponce-asume-representacion-grupo-banco-mundial-costa-rica-liderazgo-unificado

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