日本とイタリア、AI・バイオなど先端技術で協力強化

文部科学省は、イタリア大学・研究省(MUR)との間で科学技術分野での協力を強化する取り組みを進めています。2026年6月15日、両省は「協力のための意向表明」(Statement of Intent:SOI)に署名しました。

署名は、文部科学省の柿田恭良文部科学審議官とマルコ・マンチーニイタリア大学・研究省事務次官により行われました。この意向表明は同日開催された日伊首脳会談の席上でも取り上げられるなど、両国の政治的レベルでも重要視されています。

今回の協力強化の対象は、「AIロボティクス」「バイオモノづくり」「火山・地震」「医薬・製薬」の4つの分野です。これらは世界的な課題解決や産業発展に関わる重要な領域として位置付けられています。

本SOIの署名は、既存の協力枠組みの延長線上にあります。2023年5月には両省が「科学技術研究分野における協力覚書」を締結し、その後2024年6月には「重力波」と「蓄電池」の分野での協力推進を合意していました。今回のSOIはこうした段階的な協力関係をさらに広げ、より多くの領域での連携を目指すものとなっています。

文部科学省は、今後もイタリア大学・研究省との協力を通じて、多様な科学技術分野での交流と研究協力を着実に推進していく方針を示しています。両国の研究機関や大学間の連携が深まることで、グローバルな科学技術課題への対応能力が強化されることが期待されます。

出典:文部科学省ウェブサイト(https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kokusai/kyoryoku/mext_00017.html)

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