英国、無給介護者支援の新行動計画を発表

英国の保健社会福祉省、商務貿易省、教育省、労働年金省が連携して、2026年7月14日に無給介護者支援の行動計画「Unpaid carers action plan: recognise, refer, reach」を発表しました。

本計画は、英国イングランド地域における無給介護者の生活を改善することを目的としています。無給介護者とは、子ども、働き盛りの成人、高齢者など、自身も健康や介護のニーズを抱えながら、他者の世話をする人々を指します。

政府の発表によると、現在のシステムでは、既に大きな責任を背負っている介護者が、利用可能な支援制度を理解することが複雑で圧倒的になっているとの指摘があります。計画では、このような課題に対応するため、次の3つの中核テーマに焦点を当てています。

第一に「認識(recognise)」です。介護を提供している人が、自身と周囲の社会システムによって、無給介護者として認識されることを確保することが重要と位置付けられています。

第二に「紹介(refer)」です。無給介護者が、介護をより管理しやすくするための支援サービスや利用可能な制度について認識し、適切な支援へ紹介される仕組みを構築することを目指しています。

第三に「可能性の実現(reach)」です。無給介護者が自身の全ての可能性に到達し、介護以外の人生領域でも充実した生活を送ることができるよう支援することを掲げています。

本計画の策定には、Olivia Bailey議員をはじめ、Kate Dearden議員、Stephen Kinnock議員、Sir Stephen Timms議員といった複数の議員も関与しており、政府全体の横断的な取り組みとなっています。イングランド地域の無給介護者を対象とした本計画の実装を通じて、介護者の負担軽減と社会的支援の強化が進められることが期待されます。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0, https://www.gov.uk/government/publications/unpaid-carers-action-plan-recognise-refer-reach

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