英国教育省は2026年8月6日、イングランドの公立学校における2025~2026年度秋学期の生徒欠席統計を公表しました。本統計は、公式に認定された統計資料として位置づけられています。
今回発表された統計では、イングランド全域の公立学校における欠席の実態を包括的に把握するためのデータが提供されています。対象となる学校は初等学校、中等学校、特別支援学校、および公立代替教育機関(生徒紹介ユニットを含む)です。
統計内容は多角的な観点から構成されており、単なる欠席数の集計にとどまりません。全体的な欠席率に加えて、学校が認めた許可済み欠席と、認められていない無断欠席の区別がなされています。これにより、欠席の性質をより詳細に分析することが可能になります。
欠席の詳細情報として、欠席理由の内訳が含まれています。病気、家族の事情、正当な理由のない欠席など、様々な理由が分類されていると考えられます。さらに、性別、民族的背景、障害の有無、社会経済的背景など、生徒の多様な属性ごとの欠席パターンが分析されています。
特に注目すべきは、常習的・重度欠席に関するデータです。学校教育において、継続的な欠席は学習成果に大きな影響を与えるため、この指標は政策立案と学校現場での対応の両面で重要な役割を果たします。
本統計は学校センサスから収集した生徒個人レベルの欠席データを基礎としています。これは、各学校が報告するデータを統合した信頼性の高い公式情報であることを意味します。
教育省はこのデータを、「教育統計を探索するサービス」(Explore Education Statistics)というプラットフォームで公開しており、教育関係者、政策立案者、研究者がアクセス可能な形式で提供しています。
生徒の欠席は学習機会の喪失につながるため、各学校が欠席者を早期に特定し、適切なサポートを提供することが重要です。本統計は、こうした取組を支援するための基礎情報として機能することが期待されています。
出典:UK Department for Education, Pupil absence in schools in England: autumn term 2025, Published 6 August 2026, https://www.gov.uk/government/statistics/pupil-absence-in-schools-in-england-autumn-term-2025–2
