英国教育省は2026年6月24日、幼児向け無償食事制度(EYFSM)の拡大に関する2026~2027年度の助成金ガイダンスを公開しました。本助成金は、英国における無償食事対象の拡大に伴い、適格な幼児教育施設が負担する追加的な食事提供コストを緩和することを目的としています。
本助成金プログラムの対象期間は2026年9月から2027年3月までの7か月間です。助成金の対象となるのは、ユニバーサルクレジット(英国の社会保障制度における統合給付制度)を受給する世帯の子どもたちにまで対象が拡大される無償食事制度に対応する幼児教育施設です。
公表されたドキュメントには、助成金の配分方法および対象施設の要件をまとめた方法論、および助成金受取機関が遵守すべき条件が含まれています。配分額の具体的な配置は2026年10月に公表される予定です。
英国の無償食事制度の拡大は、すべての子どもとその家族に対する教育および栄養面でのアクセスを向上させることを目的とした政策です。本助成金は、幼児教育施設がこうした政策変更に対応する際の財政的負担を軽減することで、質の高い保育・教育環境の維持を支援します。
教育省はこのガイダンスと並行して、複数の支援資料を提供しています。すなわち、助成金の計算式や対象施設の判定方法を示すエクセル形式の計算ツール、および助成金率を一覧化したスプレッドシートがあります。さらに学齢期の子どもや高等教育機関向けの無償食事制度の情報についても別途発表されており、セクター全体における一貫した支援体制が構築されています。
本政策の実施により、幼児教育施設に対する直接的な財政支援が行われることで、施設の経営安定化および質の維持が図られると考えられます。対象施設の申請手続きや要件の詳細については、引き続き政府からの情報公表が予定されています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0 https://www.gov.uk/government/publications/early-years-free-school-meals-eyfsm-expansion-grant-2026-to-2027
