英国教育省は2026年7月6日、新学年開始に向けた家庭の負担軽減策を発表しました。
主な施策は制服費と朝食クラブの充実です。9月から全国1,400校が新たに無料朝食クラブに参加し、無料朝食クラブの総数は2,700校を超えます。政府は今年2,000校追加するという目標を達成しました。朝食クラブの利用により、1日毎日利用する家庭は年間450ポンドまで節約でき、約95時間分の保育サービスが得られます。現在約30万人の児童が利用していますが、夏休み後には68万人以上に増加する予定です。
政府がこれまでに実施した朝食クラブ施策全体では、家庭に累計約2,500万ポンドの節約をもたらし、1,000万食以上の無料朝食と500万時間以上の保育が提供されています。
もう一つの重点は制服費削減です。9月から学校は指定可能なブランド制服の数に法的上限を設定することが義務化されます。これにより、保護者はズボンやシャツなどの基本的な衣類を複数の店舗やスーパーマーケットから購入できるようになり、単一高額サプライヤーからの購入強要がなくなります。
政府が実施した世論調査では、3分の1の保護者がなお制服費を懸念していることが明らかになったため、教育省は2027学年度までに制服の個別アイテム、特にブレザーやセーターなどの高額商品の費用削減を学校に求める強化ガイダンスを発表しました。
これらの施策を合わせると、多くの家庭で学年度の初期費用が約1,000ポンド削減されます。朝食クラブで最大450ポンド、ユニバーサル・クレジット対象世帯の無料学校給食で最大500ポンド、そして廉価な制服の購入が可能になることで実現します。
教育大臣ブリジェット・フィリプソン氏は、保護者が浜辺への家族日帰り旅行と子どもの学用品購入の間で選択を強いられるべきではないと述べ、今回の施策が全ての児童に最良の人生の出発点を与えるという政府の信念を反映していると強調しました。
政府は同時に、学童期以前の支援の拡充も進めています。30時間の全額対象の保育利用により、1児当たり平均年8,000ポンド節約できており、2026年春時点で54万8,000件以上のコード検証がなされました。また200を超える「ベストスタート・ファミリー・ハブ」が既に開設され、2028年までに1,000施設まで増設予定です。各ハブは親の相談から保育まで統合サービスを提供します。
出典:UK Department for Education, https://www.gov.uk/government/news/government-to-cut-costs-for-parents-ahead-of-new-school-year
