英国教育省は2026年7月9日、イングランドの高等教育(HE)への参加状況に関する公式統計を発表しました。
本統計は、国公立学校出身者の高等教育参加の実態を多角的に分析するもので、主に19歳および25歳時点での参加率をまとめています。より詳細な分析データとして、18歳、20歳、30歳時点での参加率推計値も基礎データとして提供されています。
参加率の内訳は、複数の生徒特性および研究特性で分類されています。具体的には、給食支援の対象要件(free school meal eligibility)、性別、民族背景、学位レベル、および出身高等学校または大学進学前教育機関の種類が含まれます。加えて、高難度の大学(high tariff HE)への参加データも収録されており、地域および地方自治体単位での詳細な分析が可能です。
この統計は、従来は「高等教育参加測定統計シリーズ」として個別に公表されていた統計を一つの出版物に統合したものです。これにより、高等教育参加についてより包括的かつ包括的な全体像が得られるとともに、報告の時間性が向上することが期待されています。
本発表に付随して、対話型ダッシュボード(インタラクティブダッシュボード)が公開されており、ユーザーは19歳および25歳時点での参加率を、多様な生徒および研究特性を横軸に自由に探索することができます。これにより、特定の属性グループの参加パターンや地域差の詳細な検証が容易になります。
教育省は、これまで高等教育への進学機会の平等性が社会的課題となってきたことを背景に、このような詳細な参加統計を定期的に公開することで、教育政策立案や現場での教育支援の向上に資することを目指しています。統計データはダッシュボードを通じて誰でもアクセス可能な形式で提供されており、保護者、教育者、政策立案者などが幅広く参考にできるようになっています。
出典:UK Department for Education「Widening participation in higher education: 2026」(Open Government Licence v3.0) https://www.gov.uk/government/statistics/widening-participation-in-higher-education-2026
