英国教育省(Department for Education)は2026年7月9日、「2025年保育・幼児教育保護者調査」(Childcare and early years survey of parents: 2025)の結果を公開しました。
本調査は、0~14歳の子どもを持つ保護者を対象に実施された全国規模の統計調査です。保育制度の利用状況から保護者の実際のニーズまで、多角的なデータを収集しています。
調査で明らかにされた主な項目は以下の通りです。まず、子どもや家族の属性によって異なる保育の利用パターンが分析されています。次に、政府が提供する既存および新規の保育支援制度(funded childcare entitlements)に対する認知度と利用状況、およびそれらが家族や子どもに与える影響について把握しています。
加えて、保護者が保育を利用する・利用しない理由、および特定の保育施設を選択する理由についても調査対象とされています。保護者が利用している保育施設やその地域の保育提供体制に対する評価と満足度も測定されています。
特に注目される点として、保育の利用状況が母親の就業決定および就業パターンに与える影響が分析されました。また、家庭内の学習環境(home learning environment)の状況、および地域のFamilyHub(総合的な子ども・家族支援施設)に対する認知度、アクセス可能性、利用サービスについても調査に含まれています。
この調査は、保育ニーズの急速な変化と政府による保育支援制度の拡充という背景の下で実施されました。英国では保育コストや供給不足が継続的な課題となっており、本調査の結果は政策立案と制度改善の重要な根拠となります。
詳細なデータおよび分析結果は、政府統計情報ポータル「Explore Education Statistics」でアクセス可能です。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/government/statistics/childcare-and-early-years-survey-of-parents-2025
