英国教育省、生徒転校時データ転送の新規格CTF26を公開

英国教育省は2026年5月27日、学校と地域当局向けのデータ転送規格「共通転送ファイル(CTF)26」の技術仕様書を公開しました。この仕様書は、学校・地域当局の管理情報システム内でCTFを開発・保守するソフトウェア企業向けの技術文書です。

CTFは、生徒がある学校から別の学校に転校する際に、その生徒の学習記録や個人情報などのデータを転送するためのシステムです。CTF26は、2026年9月から実際の学校現場で使用開始される新しい規格となります。

同仕様書はPDF形式で公開され、69ページの詳細な技術文書です。学校と地域当局がこの規格を適切に運用するためのガイダンスも含まれており、ソフトウェア企業がシステムを開発する際の標準仕様として機能します。

教育省は、CTF26の運用にあたって、「共通基本データセット(CBDS)」も参照するよう推奨しています。CBDSは、学校と地域当局が管理情報システムで使用する共通データ項目を定義したもので、教育省の各種データ収集において標準として使用されています。

この技術仕様書は、イングランド地域に適用されます。8月6日には、バージョン履歴セクションに変更内容を記載した更新版が公開されています。教育機関やシステム開発事業者は、この新規格に対応したシステムの準備を進める必要があります。

出典:UK Department for Education, Common transfer file 26: specification, https://www.gov.uk/government/publications/common-transfer-file-26-specification

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