英国教育省、自宅教育と不登校児童の2026-2027年度データ収集ガイドを公開

英国教育省(Department for Education)は2025年1月16日、イングランドの地域当局向けに自宅教育(Elective Home Education:EHE)と不登校児童(Children Missing Education:CME)に関する2026-2027年度のデータ収集ガイドを公開しました。

このガイドは、自宅教育と不登校児童に関するデータを定期的に報告する地域当局を支援するためのものです。提供される資料には、データ収集の目的を説明する内容、自宅教育と不登校児童の定義、データの準備方法と提出手続き、提出期限などが含まれています。

同省が公開した資料は複数の形式で構成されています。まず、EHEとCMEデータ収集の詳細ガイド(PDF形式、28ページ)があり、これが主要な説明資料となります。次に、地域当局がデータ検証に関する問い合わせがあった際に必要な記録の最小要件を説明する「ノートパッド記入ガイド」(Excel形式)が用意されています。さらに、地域当局がデータを「COLLECT」(政府のデータ収集システム)に入力する際に適用される検証ルール(Excel形式)も提供されています。

これらの資料は、地域当局が提出するデータの正確性と統一性を確保するための仕組みです。検証ルールは、データ入力時に自動的にチェック機能を実行し、問題がある場合には当局に通知する仕組みになっています。

教育省は、このガイドを含む関連資料を継続的に更新しています。2025年以降、複数回の改定記録が示されており、2026年7月24日には2026-2027年度版のガイドおよび検証ルールが最新版に更新されました。これは、法的要件や運用上の変更に対応するためのものです。

イングランドでは、自宅教育の届け出と不登校児童の追跡が、すべての子どもの教育機会確保の観点から重要な行政機能となっています。このデータ収集制度を通じて、地域当局は自宅教育を選択した家庭と、教育機会を失っている児童の状況を把握し、必要な支援を提供することができます。

同省は、データ提出手続きに関する追加的な案内も別途提供しており、地域当局が最新の要件に確実に対応できるような支援体制を整備しています。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/government/publications/ehe-and-cme-data-collection-guide-and-validation-rules

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