英国教育省、2025~2026年度の地域教育財政データを公開

英国教育省は2025年4月2日付で、セクション251に関する2025~2026年度のガイダンスを公開しました。セクション251は2009年apprenticeships, Skills, Children and Learning Act(徒弟訓練・技能・児童・学習法)の一部であり、地域当局(local authorities)による教育および児童社会福祉に関する支出計画と実績の報告制度です。

この制度では、地域当局が計画支出(budget)と決算報告(outturn)の両方を提出する必要があります。教育省はこのデータを統計発表、ベンチマーク表の作成、議会質問への回答、その他データ要求への対応に活用しています。

今回公開されたリソースには、複数のガイダンス文書と実務ツールが含まれています。地域当局向けには、決算報告作成用のガイダンス、COLLECT(オンラインシステム)操作手引き、XML生成ツール、および教育国務長官(Secretary of State for Education)名義の公式な行政指示書が提供されています。予算報告に関しても同様に、予算ガイダンス、COLLECT手引き、行政指示書、XML生成ツールが用意されています。

データファイルについては、複数のスプレッドシート形式で公開されています。「高ニーズ(high needs)枠組み資金配分」では、維持学校における高ニーズ児童への専門的支援に関する支出予定が示されます。「幼年期教育予算支出」では、3~5歳の幼年教育提供に関する支出計画が記載されます。また「2015~2016年度から2025~2026年度までの教育・児童社会福祉サービス支出」では、10年間の時系列データが提供され、予算報告項目に対応した形式となっています。

ベンチマーク表は、学校フォーラム(school forums、学校予算配分に関わる各学校の代表者で構成される委員会)および地域当局を主要な利用者として想定しています。「児童1人当たり純支出」「児童1人当たり総支出」「児童数」の各表により、地域当局間の比較が容易になります。年度間の変化を示す表では、2024~2025年度から2025~2026年度への選定項目の支出変化が示されます。さらに専用学校助成金(dedicated schools grant)配分や最小資金保障適用校の割合など、追加情報も提供されています。

ガイダンス文書には、ベンチマーク表の使用方法を説明する注記および追加情報が含まれており、データ利用者の理解を支援する設計となっています。

教育省は提供後、データの正確性を確保するため複数回の更新を実施しています。2025年1月19日には高ニーズ枠組み表を改訂し、誤って除外された学校の追加と誤って含まれた機関の削除を行いました。2026年6月23日には、決算報告用の4つの文書を追加公開しています。

出典:UK Department for Education, Section 251: 2025 to 2026, https://www.gov.uk/government/publications/section-251-2025-to-2026

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