西アフリカの若者向け「SIRA」計画、6.42億ドルで職業訓練と就職支援

世界銀行グループは2026年6月、西アフリカ・中央アフリカの若者向け地域的職業訓練・雇用支援プログラム「SIRA(革新・レジリエンス・願望のためのスキル)」を承認しました。

【プログラムの規模と目標】
第1段階で総額6億4200万ドルの資金を投入し、約540万人の若者(特に女性と学校に通わない若者)を対象とします。西アフリカ・中央アフリカ地域は年間600万人の若者が労働市場に参入する中、教育から就業への移行経路の確立が急務となっています。

【各国での展開】

カーボベルデでは「創造と雇用成果」イニシアティブを通じ、約5万人の15~35歳の若者を支援します。労働市場に適合した職業訓練認定制度の拡充、質の高い雇用へのアクセス拡大、脆弱層への支援強化が重点です。

コートジボワールでは90万人以上の若者対象に、質の高い職業訓練へのアクセスを拡大し、国家開発計画(2026~2030年)を支援します。職業教育と高等教育の連携を強化し、労働市場の需要とのマッチングを改善、産業転換の推進力となります。

ギニアでは約270万人の若年層を対象に、教育・職業スキルシステムを強化し、中等教育の現代化、食品加工・エネルギー・デジタル分野での技術職業訓練、起業・就職支援を展開します。これは「シマンドゥ2040ビジョン」の経済多角化目標に貢献します。

【プログラムの特徴】
SIRAはこれまで分断された若年雇用支援施策を、統一された拡張可能なプラットフォームへ転換します。雇用主との連携強化により、市場需要に対応したスキル習得を実現し、教育・職業訓練・雇用の一体的な経路構築を目指します。世界銀行は雇用創出を貧困削減の中核戦略と位置づけており、SIRAはこの方針を西アフリカで具体化する主要プログラムとなります。

出典:The World Bank, CC BY 4.0 – http://www.banquemondiale.org/fr/news/press-release/2026/06/24/sira-new-regional-drive-to-equip-youth-with-skills-and-jobs-in-cabo-verde-cote-d-ivoire-and-guinea

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