米国教育省、退役軍人問題管理庁、国防総省による共同イニシアティブとして、「退役軍人の成功に向けた8つの鍵」が発表されました。これは高等教育機関が退役軍人および現役軍人の大学への転換期、学位プログラムの完了、キャリア準備スキルの習得を支援するための具体的な方策を示しています。
本施策は任意参加の取り組みで、2,000以上の大学がこの支援方針への参加を表明しています。教育省は、この一覧への掲載が同省による実装状況の保証や機関の評価を意味しないことを明記しており、学生は学校選択の際に追加情報収集を推奨されています。
「8つの鍵」の具体的内容は以下の通りです。第一に、キャンパス全体で信頼感と結びつきの文化を醸成し、退役軍人のウェルビーイングと成功を促進することです。第二に、学長など経営陣からの一貫性のある継続的な支援を確保することです。第三に、早期警戒システムの導入で、すべての退役軍人が問題が深刻化する前に学業・就職・財務面での助言を受けられるようにすることです。
第四に、退役軍人向けの専任スペース設置(規模は限定的でも可)を含め、キャンパス全体の支援努力を調整・一元化することです。第五に、政府機関を含む地域社会や団体と協力し、退役軍人向けサービスの連携を図ることです。第六に、統一的なデータツール群を活用して、人口統計、在籍継続率、学位取得率などの情報収集・追跡を行うことです。
第七に、退役軍人固有の課題と取り組みについて、教職員向けの包括的な専門職研修を実施することです。第八に、退役軍人向けの有効実践を持続させるためのシステム構築です。
このイニシアティブは高等教育機関と退役軍人の双方にメリットがあると位置づけられており、参加機関は明示的にこれらの支援方針への支持を表明しています。最近の参加機関にはチャールストン大学(サウスカロライナ州)やサセックス郡コミュニティカレッジ(ニュージャージー州)など地域の高等教育機関が含まれています。
出典:U.S. Department of Education, 8 Keys to Veterans’ Success
https://www.ed.gov/higher-education/veterans-and-military-families/_-keys-to-veterans-success-sites
