英国教育省は、宗教系背景を持つ学校がアカデミーへの転換を検討する際に活用するための公式なひな形文書一式を提供しています。
これらの文書は、イングランド国教会系およびカトリック系の学校を対象としており、アカデミー信託(複数のアカデミーを管理する法人)の設立過程や既存信託の定款更新時に用いられます。提供されている主要な文書には、イングランド国教会アカデミー用の定款、カトリックアカデミー用の定款、両宗派共通の補足協定、信託者・教区から理事会への同意書、および宗教的背景を持つ学校向けのPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)アカデミー協定が含まれます。
ひな形文書は、カトリック教育サービスと国教会全国協会の両機関と協議を重ねて作成されており、各宗派の固有の要件を反映した内容となっています。特に定款では、各宗派のガバナンス(統治)構造の違いが組み込まれており、会員レベルおよび理事会レベルでの異なる統治方法が明示されています。
教育省は、宗教系アカデミーを運営するすべての信託に対して、所属する宗教当局から発行される指導文書とひな形を参照することを推奨しています。カトリック系またはイングランド国教会系のアカデミー信託は、各々の宗教団体からさらなる支援と助言を受けることが可能です。
これらの文書は2013年4月18日に初版が公開されて以降、複数回の改訂を経ています。最新の更新は2026年10月8日に行われ、カトリックおよびイングランド国教会のアカデミー信託向けの詳細情報と、関連する宗教当局からの指導資源へのリンクが追加されました。なお、2023年9月18日には、従来の多数派・少数派別の定款ひな形が統一版に置き換えられるなど、制度の簡素化も進められています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0, https://www.gov.uk/government/publications/church-academies-model-documents
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