欧州委員会は、デジタル教育における学校と教育者の自己評価を支援する無料ツール「SELFIE(Self-reflection on Effective Learning by Fostering the use of Innovative Educational technologies)」を発表しました。
このツールは、学校や教育機関がデジタル教育における自らの能力を客観的に評価するために設計されています。欧州連合の全公式言語で利用可能であり、言語の壁を越えて、EU加盟国全域の学校がアクセスできる仕組みが整えられています。
SELFIEツールの主な特徴は、完全無料であることです。これにより、予算が限定的な学校も含め、すべての教育機関が利用可能です。ツールは欧州教育区域(European Education Area)のウェブサイトを通じて、簡単にアクセスできるよう設計されています。
本ツールの導入は、欧州委員会が推進する「デジタル教育行動計画(Digital Education Action Plan)」の一環です。このプランは、デジタル技術を活用した教育の質向上と、すべての学生と教育者のデジタルスキル強化を目指しています。
ツールの対象者は学校管理者、教員、教育政策立案者など、教育現場に関わるさまざまなステークホルダーです。自己評価を通じて、デジタル教育導入における課題を可視化し、改善のための具体的な指標を得られます。
SELFIEは、教育機関がデジタル変革を計画的に進めるための基盤となります。欧州全域での教育デジタル化の進展を支援する重要な施策として位置付けられています。
出典:European Commission, CC BY 4.0 https://education.ec.europa.eu/focus-topics/digital-education/tools-for-schools-and-educators
