英国、学校での携帯電話使用禁止の法的ガイダンスを施行

英国教育省は、学校における携帯電話の使用禁止に関する法的拘束力を持つガイダンスを2026年6月29日付で施行しました。これに先立ち、2026年1月に改訂版が公表されており、学校は2026年9月1日から本格的に実施することが求められています。

このガイダンスは、学校が携帯電話の使用を禁止する方針を開発・実施・維持する方法を説明するもので、複数の文書から構成されています。メインの「Mobile phones in schools」では禁止方針の具体的な運用方法を、「Communicating your policy for prohibiting the use of mobile phones in schools to parents」では保護者への説明方法や議論を支援するための統計情報を、「Creating a mobile phone-free environment: school case studies」では小学校と中学校が成功裏に実施した事例を提供しています。

対象機関は広範囲に及びます。維持学校(地域が経営する学校)、アカデミー、フリースクール、非維持特別学校、独立系学校が含まれます。一方、16~19歳向けのアカデミーやフリースクール、高等教育機関や6年制高等学校などの16歳以上を対象とした機関にはこのガイダンスは適用されません。ただし、これらの機関も独自の携帯電話方針を策定する際に参考にすることが推奨されています。

このガイダンスは学校の運営者、理事会、学校指導者及びスタッフ、地方自治体を対象としており、学校の行動管理と子どもの安全確保に関する既存のガイダンスと併せて読むことが勧められています。改訂内容には、対象外機関の明確化、保護者コミュニケーション用リソースの拡充、実装済み学校の事例研究の追加が含まれています。

出典:UK Department for Education, OGL v3.0 https://www.gov.uk/government/publications/mobile-phones-in-schools

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