英国教育省(Department for Education)と労働年金省(Department for Work and Pensions)は、幼保教員学位見習い制度(Early Years Teacher Degree Apprenticeship:EYTDA)の実装に関する包括的なガイダンスを2025年5月に初版発行し、その後2026年7月までに複数回の更新を行いました。
本ガイダンスは、英国イングランド地域における幼保セクターの雇用者を対象としており、見習い制度を効果的に提供し、訓練生が幼保教員資格(EYTS)を取得するために必要なスキルと知識を習得できるよう支援するための情報提供を目的としています。
ガイダンスが対象とする主要な利害関係者は、幼保セクターの雇用者、訓練提供機関、およびEYTDA見習生のメンターです。各グループに対して、要件と実践的なベストプラクティスに関する情報が提供されています。
具体的な内容としては、資金情報、プログラム構成、セーフガーディング(児童保護)、メンタリングとサポート体制、最終段階の評価、入学基準、先修学習の認定、および卒業後の進路に関する項目が含まれています。
特筆すべき点として、雇用者がEYTDA訓練生を幼保レベル3の職員と子どもの比率要件下で働かせることが適切かどうかを評価するための専用アセスメント形式が提供されています。このツールにより、訓練生の準備状況と適性を客観的に判定することが可能になります。
更新履歴から見ると、制度は継続的に改善されており、2026年3月には見習い徴収金ガイダンス、入学基準、最終段階評価の実施方法、および関連機関の連絡先が更新されました。さらに、IfATE(職業教育訓練評議会)がSkills Englandに統合されたことに伴う関連参照情報の更新も行われています。
見習い制度への応募希望者に向けては、Get Into Teachingというポータルサイトで詳細情報が提供されており、幼保セクターでのキャリア形成を目指す者のためのアクセスポイントが確保されています。
本ガイダンスは24ページのPDFドキュメント(380KB)として提供されており、実装に携わる全ステークホルダーにとって実用的なリソースとなっています。
出典:UK Department for Education, OGL v3.0
https://www.gov.uk/government/publications/early-years-teacher-degree-apprenticeship-guidance-for-employers
